こちらチラシの裏4丁目

せやでここは備忘録

〜前回までのあらすじ(っぽく)〜

桜咲いた入学式から早一ヶ月。
軟骨は世間の無常に触れ世間に揉まれ、数日前からの体調不良及びそれによる気分の鬱屈感、
さらにファンタシースターのエピソード2でこれ絶対バッドエンドだと思っていたら
ノーマルエンドだったときの何ともいえない感覚、乳歯が未だに抜けきらない苛立ち、
などなど・・・複雑な感情を抱きながらひっそりと生きていた。
世間は黄金週間と呼ばれる祝日オンパレードだが、非リア充の軟骨にとってそれは
単なる稼ぎ時でしかなかった。




そんな中、軟骨はヴァイトでクレジットのお客さんからサインを貰い忘れ、
内心かなり凹んでいた。軟骨は家に帰ったらひたすら寝ていたいと願ったが、あえなくその願いは
オカンの「今日5%引きの日だから買い物ついてきて」という一言により崩されてしまった。




そんなこんなで疲労いっぱいの状態で晩飯をつつく軟骨。そこに藪からスティックに現れたのは3号であった。
軟骨は何故こんな時間になってから来たのか疑問を隠せなかったが、それはそれ。成り行きで3号の勉強を
見る事になったが、彼はプラスマイナスの掛け算にかなりてこずり、終わった頃には日付が変わっていた。
その後軟骨は通信プレイで3号のゲームのレベルアップを手伝うと称し共有倉庫を圧迫していた「サンフラワ」や
「ジャッゴの水槽探検」をこっそり3号に押し付けていたが、どうやら彼は真意には気が付かなかった様だ。




小一時間経った頃だろうか。いつのまにか3号はニコニコ動画銀魂の動画を検索していたが、アニメそのものが無いと知ると何故かホラー動画を探し始める。軟骨も怖いもの見たさで協力し、あれこれ薦めるも
あっさり却下されてしまった。ショボン(´・ω・`)  
そして最終的に辿り着いたのは、よりにもよってホ ラ ゲ ー 実 況 動 画 であった。
ゲームそのものにビビリ、実況者の悲鳴にビビリ、いつしか軟骨は
高2の時学祭で入ったお化け屋敷を思いだしていた。どうでもいいが軟骨は恐怖を感じると
ゴメンナサイを連呼するそうだ。いや本当にどうでも良かった。
好奇心に駆られ次の動画、次の動画と見てしまい結局寝たのが丑三つ時もいいとこな時間だったそうな・・・
案の定疲労は今日のヴァイトにも持ち越されるのであった。











                                           おしまい。